分子構造解析部 機器詳細
ガスクロマトグラフ質量分析計

- 管理番号:29
- メーカー:日本電子
- モデル番号:JMS-T100GCV
- 機器区分:質量分析装置
- 設置場所:総合研究棟(大谷) 106 室
- 利用者区分:区分なし
概要
[装置概略]
ガスクロマトグラフ(GC)と飛行時間質量分析計(TOFMS)を組み合わせた装置であり、混合試料を個々の成分に分離すると同時に、それらの高分解能質量分析を行うことが出来る。 また、直接導入プローブを備えており、これにより GC の使用に適さない高沸点化合物や熱分解性化合物、難溶性化合物の質量分析を行うことも可能であり、m/z = 4,000 程度までのマススペクトル得ることが出来る。 イオン化法として電子衝撃法(EI)を選択した場合は、ライブラリ検索による定性分析を行うことが可能である。 また、ソフトイオン化法である電界イオン化法(FI)あるいは電界脱離イオン化法(FD)を用いると、分子量確認が容易に行える。
ガスクロマトグラフ(GC)と飛行時間質量分析計(TOFMS)を組み合わせた装置であり、混合試料を個々の成分に分離すると同時に、それらの高分解能質量分析を行うことが出来る。 また、直接導入プローブを備えており、これにより GC の使用に適さない高沸点化合物や熱分解性化合物、難溶性化合物の質量分析を行うことも可能であり、m/z = 4,000 程度までのマススペクトル得ることが出来る。 イオン化法として電子衝撃法(EI)を選択した場合は、ライブラリ検索による定性分析を行うことが可能である。 また、ソフトイオン化法である電界イオン化法(FI)あるいは電界脱離イオン化法(FD)を用いると、分子量確認が容易に行える。
仕様
[測定原理]
TOFMS では高真空状態にあるイオン源部に導入した試料分子をイオン化させ、電場によって加速して一定距離を飛行させる。 その飛行時間を計測することで分子量を求める。
TOFMS では高真空状態にあるイオン源部に導入した試料分子をイオン化させ、電場によって加速して一定距離を飛行させる。 その飛行時間を計測することで分子量を求める。
[測定方法]
揮発性物質については有機溶媒の溶液とし、GC を用いて試料を導入する。 高沸点化合物や熱分解性化合物、難溶性化合物の場合はそのまま直接導入プローブにより試料導入を行う。
揮発性物質については有機溶媒の溶液とし、GC を用いて試料を導入する。 高沸点化合物や熱分解性化合物、難溶性化合物の場合はそのまま直接導入プローブにより試料導入を行う。
[装置の特徴]
各種の有機化合物、有機金属化合物、金属錯体など各種の化学物質の最も基礎的な情報である分子量および元素組成を高質量精度(0.002u)、高感度(S/N = 100 で 1pg)、高分解能(半値幅で 6,000)で求めることが出来る。 実用上、数十 ~ 数百 pg のサンプルがあれば測定可能である。
各種の有機化合物、有機金属化合物、金属錯体など各種の化学物質の最も基礎的な情報である分子量および元素組成を高質量精度(0.002u)、高感度(S/N = 100 で 1pg)、高分解能(半値幅で 6,000)で求めることが出来る。 実用上、数十 ~ 数百 pg のサンプルがあれば測定可能である。