分子構造解析部 機器詳細
熱分析装置

- 管理番号:24
- メーカー:リガク
- モデル番号:TG-DTA81205Z
- 機器区分:熱分析装置
- 設置場所:総合研究棟(大谷) 122 室
- 利用者区分:区分なし
概要
[測定原理]
示差熱熱重量同時測定装置(TGA/DTA)。 物質の温度をプログラムに従って変化させながら、物質の重量変化を追跡する装置。 熱天秤ともいう。 測定温度は 室温 ~ 1100 ℃ の範囲を測定でき、雰囲気をより素早く制御するため天秤機構として水平差動型を採用し、ドリフトを極力抑えるためトリプルコイル方式を採用している。 微量サンプルを測定するため、天秤感度は 0.1 μg (0.0001 mg) である。 また、TG 分解能をあげるため、速度制御システムが常備されている。
示差熱熱重量同時測定装置(TGA/DTA)。 物質の温度をプログラムに従って変化させながら、物質の重量変化を追跡する装置。 熱天秤ともいう。 測定温度は 室温 ~ 1100 ℃ の範囲を測定でき、雰囲気をより素早く制御するため天秤機構として水平差動型を採用し、ドリフトを極力抑えるためトリプルコイル方式を採用している。 微量サンプルを測定するため、天秤感度は 0.1 μg (0.0001 mg) である。 また、TG 分解能をあげるため、速度制御システムが常備されている。
仕様
[測定方法]
アルミパンもしくは白金パンの上に試料を 2 ~ 10 mg 程度載せ、熱天秤の中に入れる。 そして、試料の温度をコンピュータプログラムに従って変化させながら、試料の重量変化を追跡する。
アルミパンもしくは白金パンの上に試料を 2 ~ 10 mg 程度載せ、熱天秤の中に入れる。 そして、試料の温度をコンピュータプログラムに従って変化させながら、試料の重量変化を追跡する。
[応用]
この測定法により、熱に対する物質の質量損失を解析でき、物質の結晶転移温度および融解温度・分解温度を精密に測定できる。 また、物質の熱的安定性や、ホスト化合物(結晶)に包接されたゲスト分子の温度に対する保持能力を直接観測できる。
この測定法により、熱に対する物質の質量損失を解析でき、物質の結晶転移温度および融解温度・分解温度を精密に測定できる。 また、物質の熱的安定性や、ホスト化合物(結晶)に包接されたゲスト分子の温度に対する保持能力を直接観測できる。