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2023.06.27
富田因則教授が生物系特定産業技術研究支援センターの令和5年度新規課題に採択されました
静岡大学グリーン科学技術研究所 富田因則教授の研究課題「気候危機・自動化農業に適した超多収・頑健遺伝子型植物のスマート育種によるプロセスイノベーション」が生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)のスタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)フェーズ2における令和5年度の新規課題に静岡大学として初めて採択されました。
本課題はコシヒカリをスマートゲノム育種によって「短くて倒れにくい」「大粒でたくさん実る」「成長しやすく病気や害虫に強い」新品種に遺伝的に改変し、プロセスイノベーション(生産方式の革新)を目指します。
また、本課題は令和3年度に採択された(国研)科学技術振興機構(JST)の大学発新産業創出プログラムSTARTプロジェクト推進型SBIRフェーズ1支援(構想段階)における研究課題「スマートゲノム育種に基づく気候危機・自動化農業に適合する頑健・多収植物開発によるプロセスイノベーション」の発展版となる研究です。
スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)は気候危機や温暖化への対策等、イノベーションにより人々の生活や社会を変革するために立ち上げられるミッションドリブンで実用可能な技術に達している研究を支援する公的資金プログラムです。本課題は令和3年度のJSTフェーズ1課題のアウトカム実績を基に提案され、フェーズ2(実用化段階)として採択されました。
グリーン科学技術研究所では、発足以来構築してきた研究成果を基盤に、グリーン科学技術によって深化・進化・開花を推進していきます。
参考:生物系特定産業技術研究支援センターHP:(お知らせ)「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」令和5年度新規採択課題の決定について