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研究部門：グリーン科学技術研究所

10月19日（土）にグリーンサイエンスカフェin浜松を開催しました。
今年度第2回目となる今回は、グリーンエネルギー研究部門の木村浩之教授が「静岡県の地下に眠るエネルギー！！～地層と温泉と微生物とメタンの物語～」と題して講演しました。

最初に付加体の構造が西南日本の太平洋側に分布しており、付加体の深部帯水層は、地熱によって温められた地下温水（温泉）や大量のメタンを含むことや、メタン生成のメカニズムについて、スライドや動画を用いて解説しました。
途中では、実際にメタンガスを用いて臭いの確認や、燃やす実験、シャボン玉を作るとどうなるか、といった紹介も行いました。
最後には、メタン、水素ガス生成リアクターの開発を解説し、地震や台風などの災害時のインフラ供給や農業施設での利活用といった、実用化に向けた段階の例が紹介され、メタンガスやその利活用について学ぶ良い機会となりました。

次回のグリーンサイエンスカフェin浜松は、12月21日（土）に開催いたします。