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イベント 2023.06.21

6/10 グリーンサイエンスカフェが開催されました

6/10 グリーンサイエンスカフェが開催されました グリーンサイエンスカフェ20230610の様子

グリーンサイエンスカフェ第1回のレポート

私たちが普段身近に使っている電池。その歴史や最新の研究はどの程度ご存じですか?先日、浜松科学館 みらい~らで開催された「グリーンサイエンスカフェ」では、超分子・分子集合体研究コア、守谷 誠准教授による講演、「電池で世の中を変える? ~次世代リチウム電池用の新物質開発~」が行われました。

本イベントの内容

守谷准教授から「電池の歴史」「いろいろな電池」「これからの電池」の3本立てでお話がありました。「電池がどうやって電気を生成するのか?」という疑問に対して、高校で学ぶ化学の知識を用いてわかりやすい解説がありました。

「これからの電池」の部分では、現行の電池の問題点や、次世代蓄電池である全固体電池の固体電解質材料について紹介されました。これにより、参加者の皆さんは大学の最先端の科学に触れる機会を得たようです。小学生の参加者が多かった今回ですが、大人も子供もメモを取りながら聞いている姿が多く見受けられました。

参加者の声

参加者からは以下のような声が寄せられました。

・内容は難しかったが、最先端の研究に触れて自分でももっと知りたいと思った
・小学2年生の息子も終始楽しみ、ノートを見返したり、分子構造モデルで何か作ってみたりと、かなり化学の刺激を受けたよう
・二次電池の充電と放電の化学反応も知りたい
・オンラインでの開催も検討してほしい
・研究室見学や研究室学生との雑談会なども実施できると良い
・全固体電池が電気を発しているところを見たり、異種金属を使用した実験など体験したかった

今回のイベントは、科学への興味を引き出し、知識を深めることができる良い機会だったと言えます。守谷准教授の講演はとても興味深く、参加者の多くが新しい知識を得て帰宅しました。皆様から頂いた貴重なご意見を基に、さらに充実したイベントを開催することができるよう改善を進めて参ります。次回のイベントもどうぞお楽しみに!

  

◆次回お申込み◆

 第2回 7/8㈯ 平井 浩文 浜松科学館 みらい~ら
キノコが地球を救う? ~バイオリファイナリーとバイオレメディエーション~
自然界において木材は、シイタケ、ヒラタケ、エリンギといったキノコ(白色腐朽菌)により分解されています。この白色腐朽菌の能力を十二分に活用し、木材を原料にバイオ燃料やプラスチック原料を造る白色腐朽菌の分子育種を進めています。また白色腐朽菌による難分解性環境汚染物質の分解・無毒化についても研究を展開しており、今回はこれらの内容を分かりやすく解説します。

申し込みは こちらから

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