インフォメーション

2023年5月29日には、韓国の忠南大学校（地域拠点国立大学、大田広域市）との合同シンポジウム、CNU-SU Joint Symposiumが開催されました。このシンポジウムは、大学間で協定を締結している我々の研究所との交流を深めるため、昨年から開催されています。若手の発表を重視していることからも、長期的な関係を想定しています。今回は所長と3名の若手研究者らが韓国を訪れることができました。

このシンポジウムでは振替休日であるにも関わらず、10名以上の教員と50名以上の学生が参加してくれました。提供された内容の質は高く、各機関が研究している内容を深く理解することができました。このような相互学習と知識の共有は、将来的により強固な国際協力の道を切り拓くでしょう。

特に印象深かったのは、学生たちが積極的に質問し、好奇心旺盛に取り組んでいたことです。これは、私たちのアカデミック・コミュニティの継続的な活力を示す素晴らしい兆候です。後日、CNUの先生からも、学生たちがシンポジウムのセッションに参加し、これほど熱心な質問とディスカッションを行うことは通常ありえないことであるとのことを伺いました。改めてこのような機会を設けられたこと、迎え入れてくださったCNUの先生方・職員・学生の皆様に感謝いたします。今回の経験を次年度以降に生かし、より一層の発展につなげていく所存です。