インフォメーション
第10回国際シンポジウム「ISFAR-SU 2024」を開催しました
静岡大学の研究と博士課程学生の教育を牽引している電子工学研究所、グリーン科学技術研究所、創造科学技術大学院、および大学院光医工学研究科と、本学の「重点研究分野」を超えた連携・融合による新研究領域の開拓に取り組む超領域研究推進本部が共同して、国際シンポジウム「The 10th International Symposium toward the Future of Advanced Research at Shizuoka University 2024 ~ Joint International Workshops on Advanced Nanovision Science / Advanced Green Science / Promotion of Global Young Researchers, on the basis of Interdisciplinary Domain Researches~ 」を3月6日(水)オンラインにて開催しました。
このシンポジウムは、静岡大学における研究と教育の多様性、国際性、革新性をより深めるという目的の下、2014年度より毎年開催され、今年度で第10回目を迎えました。
昨年度に引き続きZoom配信にて実施し、情報科学、エネルギーシステム、ナノビジョンサイエンス、ナノマテリアル、ベーシックリサーチ、環境・エネルギー科学、統合バイオサイエンス、光医工学を中心とする研究分野の研究者や学生など約90名が参加しました。
シンポジウムは、日詰 一幸 学長の開会の挨拶から始まり、午前の部ではまず、関西学院大学・橋本秀樹教授による基調講演が行われました。
その後、50名の学生・若手研究者が研究分野に応じて4つのセッションに別れ、研究発表・質疑応答を行いました。
このセッションには、静岡大学が科学技術振興機構(JST)「グローバルサイエンスキャンパス」の委託事業として運営する「未来の科学者養成スクール(FSS)」を受講する高校生6名も参加し、それぞれの研究内容について、参加者と意見交換を行いました。
午後の部では、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、インド、スリランカ、リトアニア、スロバキア及び日本の大学・研究機関から8名の招待講演者にご講演いただきました。
シンポジウムの最後に行われた授賞式では、6名の大学院生と6名の高校生がベストプレゼンテーションアワードを受賞しました。
オンライン開催でありながらも、参加者同士が活発に議論して、今後の更なる国際共同研究の推進やグローバルに次世代を担う研究者育成の良い機会となりました。
ご講演をいただきました招待講演者の皆様、関係者の皆様にこの場をお借りし、厚く御礼申し上げます。