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グリーン科学技術研究所　河岸研究室主催　講演会を開催します

日時：4月23日（金）14時30分〜16時00分
場所：農学総合棟大講義室（201号室）


14時30分〜15時15分
鈴木智大　先生
（宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター・准教授）

演題：冬虫夏草レクチンの機能性

要旨：キノコは，菌糸体から子実体へと形態を変化させる独特の生活環を有し，その中で多くの機能性食品・医薬品として有用な二次代謝産物を産生する。また最近では木質バイオマスの有効利用といった研究分野においても注目されている。本セミナーでは，急性脳症を引き起こしたスギヒラタケの毒性物質に関する研究や冬虫夏草の一種であるサナギタケの糖鎖を認識するタンパク質（レクチン）に関する研究について紹介する。


15時15分〜16時00分
謝肖男　先生
（宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター・准教授）

演題：質量分析の新時代　～イオンモビリティMSを用いる生体内ごく微量成分の分析～」

要旨：生物の生命分子機能，および生態系における複雑な現象を理解するためには，特定の組織・細胞内のホルモンなどの生理活性成分の濃度あるいはその局在を正確に，できれば生きたままの状態で把握することが極めて重要になる。本発表では，生体のごく微少量試料ないしは一細胞からホルモンなど低分子活性成分の検出することを目的として，従来の質量分析法をふまえ，イオンモビリティスペクトロメトリーの高分離技術を加えることで，より簡便，正確かつ超高感度の分析法について紹介する。


連絡先　グリーン科学技術研究所　河岸洋和
電話　054-238-4885
e-mail kawagishi.hirokazu@shizuoka.ac.jp　

注：会場の定員は216名ですが，コロナ対策で108名までが入室可能