インフォメーション
ニュース
2020.02.17
ブラウンシュヴァイク工科大学(ドイツ)のHermann Watzig博士が来校し、セミナーを開催しました
研究部門:グリーン科学技術研究所
2月10日に、ドイツのブラウンシュヴァイク工科大学 薬化学研究所に所属するHermann Watzig博士が静岡大学グリーン科学技術研究所を訪問しました。
農学棟講義室にて「How to reproducibly analyze proteins and their binding affinity (タンパク質とその結合親和性の再現可能な分析)」と題したセミナーが開催され、グリーン科学技術研究所を中心とした学生及び研究者が聴講しました。
医薬品として注目される異なる性質を持つ様々なタンパク質、例えば酵素、タンパク質、コラーゲン、ウィルスなどの殆どのタンパク質の相互作用を調べるために、効率よく正確な分離を体系化することは重要であります。その手法として電気泳動やクロマトグラフィーなどの特性を解析する方法や精度を向上させるための検証方法などについて説明いただきました。
Hermann Watzig博士の研究室では、製薬会社やドイツ国内だけでなく欧州管轄当局との緊密な協力のもとに、分析技術、分離技術、タンパク質およびプロテオーム分析、バイオテクノロジーで製造された医薬品の品質保証や品質管理などの統計的な問題に取り組んでおり、その一部を今回ご紹介頂きました。
今後は我々の大学の研究室でもそれらの手法やソリューションを活用し、研究に取り入れるべき点が大いにあります。