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7/6 グリーンサイエンスカフェが開催されました
今年度第2回グリーンサイエンスカフェ「生成AIってなに?~その仕組みとできること、できないこと~」が7月6日(土)に浜松科学館 みらい~らで開催されました。当日は、狩野 芳伸 准教授による生成AIについての詳細な解説が行われました。
イベント概要
狩野先生はまずChatGPTを実際に使用し、何ができるのか、その機能をデモンストレーションすると共に、どのような仕組みで構築されているのかも具体的な事例を交えて解説しました。最新バージョンのChatGPT4.0では、文章の自動生成や要約、翻訳、プログラミングといった多岐にわたる利用方法に加え、写真の状況を文章化するなどの新たな機能が追加されており、参加者はその実演に驚きと関心を示していました。
また、参加者は生成AIの利用上の注意点についても学びました。例えば、生成AIがどのようにデータを学習するのか、そしてその限界や潜在的なリスクについても具体的な例を通じて理解を深めました。
参加者の反応
イベントには50名以上の参加者が集まり、年齢や知識量には幅がありました。参加者の中には大人も多く含まれていましたが、特に小学生からの鋭い質問が目立ちました。アンケートの自由記述欄からも、参加者の反応が伺えます。
参加者からは、「非常に興味深かった」「もっと詳しく知りたい」という声が多く寄せられました。また、小学生のお子さんを連れて参加した保護者からは「内容が難しかった様子だが、AIについて考える良いきっかけになった」という意見もいただきました。
イベントのまとめ
本イベントは、生成AIについての理解を深める貴重な機会となりました。狩野先生の講義を通じて、参加者は生成AIの基礎から最新の技術まで幅広く学ぶことができました。アンケートからも、多くの参加者がこのイベントを楽しみ、学びを深めたことが伺えます。
今後もこのようなイベントを通じて、最新技術についての知識を提供し、未来を担う若い世代の成長を支援していきます。
次回のご案内
次回のグリーンサイエンスカフェは以下の通り開催予定です。席の数が少なくなってきておりますので、ぜひお早めにお申し込みください。
◆第3回 9月21日(土) 丑丸 敬史 静岡キャンパス 理学部A601 定員16組(32名)
テーマ:お宝酵母を発掘せよ!~酵母がかもす豊かな社会~
パン、お酒、味噌、醤油、発酵食品に大活躍の酵母は顕微鏡を通さないと会いに行けない微生物界のスーパーアイドル!一方、酵母は基礎研究でも大活躍!これらの酵母も元をたどれば野外から単離したものです。われわれは、駿河湾から南アルプスまでお宝酵母を求めて飛び回ってきました。その結果、素晴らしい酵母たちを見つけることができました。ロマンを秘めたお宝酵母に会いに来てください!
※この回は小学生優先・中学生まで対象、および保護者1名同伴(顕微鏡を使用します)
※冒頭15分間に静岡市立高校の生徒さんによる発表があります
申し込みはこちらから
皆様のご参加をお待ちしております!