ENGLISH

インフォメーション

ニュース 2024.03.27

情報処理学会第86回全国大会で峰野研学生発表5名全員が学生奨励賞を受賞しました

情報処理学会第86回全国大会で峰野研学生発表5名全員が学生奨励賞を受賞しました

神奈川大学(2024年3月15-17日、ハイブリッド)にて開催された情報処理学会 第86回全国大会にて、情報科学科4年 海老沢 源さん、大沼 理巧さん、中根 睦仁さん、原田 海斗さん、情報学専攻1年 渡邊翔生さんらフィールドインフォマティクス研究コア峰野研究室からの発表学生5名全員が学生奨励賞を受賞しました。

各学生が受賞した研究発表は以下の通りです。
(以下、50音順)

○海老沢 源,島田拓人,平原 健太郎,小池 誠(静岡大),小川 晋(大和コンピューター),野村 祐一郎,峰野博史(静岡大),”拡散モデルを用いた画像データ拡張によるメロン等級判定モデルの提案”
【概要】
本研究では、潜在拡散モデルを用いてメロンの等級によって特定の学習を行うことで、等級別にメロンの表面画像を生成してデータ拡張を行う。さらに、生成したメロン画像を追学習させることで等級判定の精度を向上させることに成功した。

○大沼理巧,足立 量,小池 誠,峰野博史(静岡大),”葉の動態評価を活用した植物の応答に基づく自動灌水制御の提案”
【概要】
本研究では、トラッキング技術を用いて草姿画像から萎れを高精度に定量化し、過不足の少ない水ストレス操作を行う自動灌水制御を提案する。また、中玉トマトを栽培する実証実験を行い、提案手法の有効性の確認・分析を実施し、その有効性を実証した。

○中根睦仁,平原 健太郎(静岡大),黒田剛士,岩城洋平,内海智仁(ヤマハ発動機),野村 祐一郎,峰野博史(静岡大),”合成画像を入力としたPix2Pixモデルによるセグメンテーション画像拡張手法の提案”
【概要】
本研究では、pix2pixモデルを用いた画像生成によってセグメンテーションデータを持った実画像を拡張する手法を提案する。pix2pixモデルに対し食品サンプルブドウを合成したエッジ画像を入力とすることで、セグメンテーション済みの画像と同位置に対象物を生成し拡張を行うことができ、その有効性を確認した。

○原田海斗,寺本京祐,野村祐一郎,峰野博史(静岡大),”NexmonによるCSIを用いた人物通過検出システムに関する研究”
【概要】
本研究では、オープンソースのCSI収集用ファームウェアパッチであるNexmonを用いて低コストデバイスでCSI収集を行った。NexmonによるCSIベースの人物通過検出システムにおけるプロトタイプを開発するとともに、その評価・検証によって、NexmonによるCSIベースの人物通過検出システムの可能性を示すことに成功した。

○渡邊翔生,小池 誠,峰野博史(静岡大),”ArduPilotとRealSenseを用いたクローラ型温室内自律走行車両の開発”
【概要】
本研究では、クローラ型のラジコンカーをベースにし、静止したまま旋回可能な車両を提案する。このシステムは、Real SenseとArUcoマーカを使用して走行を制御する。また、3D Robotics社のPixhawkを使用し、Raspberry Pi 4で操作する方式を採用した。車両には各種センサと充電機能を搭載し、屋内・屋外環境での基礎評価において自在な走行制御が確認できた。

なお詳細については、以下をご覧下さい。
情報処理学会 全国大会 学生奨励賞
https://www.ipsj.or.jp/event/taikai/86/award.html

LANGUAGE
JAPANESE
ENGLISH