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2022.06.06
【プレスリリース】実圃場におけるワインブドウの小さな花を高精度にカウンティングする AIの研究開発に成功
静岡大学の峰野研究室ではヤマハ発動機と連携し、屋外の農地で栽培されるワインブドウの多数の小さな花を高精度にカウンティングするAI(人工知能)の研究開発に成功しました。
高品質なワインブドウの収量を生育の早い段階で見積もるには、開花の段階でどれだけの花が咲いているのか把握することがとても重要なことでした。また、多く結実させると品質が落ちる可能性があるため、余分な花を取り除く作業も高品質なワインの生産には欠かせない作業でした。峰野研究室ではヤマハ発動機と連携し、ワインブドウ圃場(図1)で高精細カメラを搭載した小型移動車両を用いて照明をあてて夜間に撮影された動画から、ワインブドウの多数の小さな花を高精度にカウンティングする技術を研究開発しました。
本研究成果は、Computers and Electronics in Agriculture 誌に掲載されました。
(https://doi.org/10.1016/j.compag.2022.107088)
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