総合研究棟 機器リスト

管理番号
[28]
機器名
ミリ秒発光寿命測定装置
メーカー
日立ハイテクノロジーズ
モデル番号
日立分光蛍光光度計 F-7000
機器区分
分光器
設置場所
総合研究棟(大谷) 103 室
利用者区分
区分なし

概要

[装置概略] ミリ秒発光寿命測定装置は、物質の光吸収によって生成する励起状態からの可視・紫外領域の発光を分光光度計により波長および時間の関数として測定する装置であり、励起状態の構造や電子軌道、寿命に関する情報が得られる。

 

[測定原理] 蛍光光度計は主に励起光源、分光器(励起光側および発光側)、試料室、光電子増倍管、パーソナルコンピュータなどで構成される。 キセノンランプから照射される白色光源を分光器に通し、一定波長の光を試料に照射させる。 この時に生成する励起状態からの発光を蛍光側の分光器に通し、光電子増倍管で測定する。 励起側波長を固定し、蛍光波長を横軸として発光強度をプロットすることにより発光スペクトルが得られる。 また、観測する発光波長を固定した場合、励起波長を横軸として発光強度をプロットすることにより発光励起スペクトルを得ることができる。 照射する励起光源のオン・オフをミリ秒単位で制御し発光の時間変化を測定することによって発光寿命を得ることができる。

 

[測定方法] 測定試料を溶媒に溶解させ、測定用のセルに入れ、装置内のセルホルダーに固定し、所定の手順に従って測定を行う。 低温測定付属装置と組み合わせることによって液体窒素温度(77 K)で蛍光・りん光スペクトルの測定が可能である。 また、また偏光付属装置により偏光度測定を行うことが可能である。

 

[応用] 有機材料、配位化合物、生体分子、タンパク質、分子素子、ナノ結晶、半導体表面等の分子集合体や自己組織化超分子など広範囲にわたる系において励起状態の構造や電子軌道の性質、反応ダイナミクスを明らかにすることができる。 量子論に基づく物質の機能、構造および反応機構に関する有用な情報を得ることができる。

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