遺伝子実験棟 機器リスト

管理番号
25
機器名
セルアナライザー
メーカー
ベックマン・コールター
モデル番号
EPICS XL
機器区分
施設
設置場所
4階バイオフォトン室
利用者区分
学内

概要

特徴

 セルアナライザーとはフローサイトメーターの1種であり、非常に細い水流中においてモノクローナル抗体などの免疫蛍光法により染色した細胞やDNAまたはRNAを蛍光染色した細胞、染色体、微生物などにレーザー光を照射し、発生する前方散乱光や側方散乱光および4種類の蛍光を同時に測定し、目的の細胞集団の情報を自動的かつハイスループットに解析する装置である。主なアプリケーションとしては、細胞表面マーカー解析や細胞内酵素活性解析、カルシウムイオン解析、細胞周期解析などがある。
 本機は空冷Arレーザー(488nm)で励起し、前方・側方散乱光と4種類の蛍光の同時測定が可能な4カラーアナリシス対応であり、複雑な研究用途からルーチンワークまで幅広いアプリケーションに対応可能である。さらに、スタートアップからシャットダウンまでコンピュータによりデジタル制御された全自動化されたフローサイトメーターであり、誰にでも簡単に使用することができる。

仕様

  励起光:空冷 Ar レーザー(488nm)
 測定パラメーター:
  前方散乱光リニア、ログ、ピーク
  側方散乱光リニア、ログ、ピーク
  蛍光 510〜540nm(FITC)、560〜590nm(PE)、595〜625nm(ECD)、660〜690nm(PC5)
  Time(時間)、Ratio(2パラメーターの比率)
 パソコン:Windows98、記録メディア:フロッピーディスク、CD-RW、DVD-RW、MO
 解析ソフト:EXPO32 ADC

使用上の注意

 ・使用後は備え付けの使用記録簿に必要時項をご記入ください。その際、使用時間については何時から何時という形でなく、合計で何時間何分(10分単位で)使用したかをご記入下さい。

・機器の使用に際しては、レーザーやFlow-Check、シース液等の消耗品費を受益者に負担していただきます。使用記録簿にお書きいただいた内容からこちらで計算し、移算していただきます。(下記の金額は平成17年度3月現在のものです。使用状況等により変更する場合がありますのでご了承下さい。)
 使用料 :最初の1時間1,000円(Flow-Check含む)、以後10分あたり100円
 シース液:20円/サンプル
 チューブ:15円/本
 蓋:5円/個
 滅菌チューブ:500円/25本入り

・シース液が不足している場合には、備え付けの容器を使って補充して下さい。Coulter CLENZ洗浄液はタンク洗浄の都合上、原則として遺伝子実験施設で補充しますが、使用中に不足した場合には備え付けの容器を使って補充して下さい。

・シース液は原則としてこちらで用意しているものをお使い下さい。特殊なバッファーをシース液として用いる必要がある場合にはお問い合わせ下さい。

・Flow-Checkは4階大型機器室2の冷蔵庫に保管してあります。長時間使用する際には氷にさして遮光してお持ち下さい。Flow-Checkは節約のため、専用のチューブに入れて使用して下さい。使用後はチューブに液を残したまま蓋をして冷蔵庫に戻して下さい。

・凝集した細胞はフローセルの目詰まりの原因となりますので、解析するサンプル(細胞懸濁液)は必ず40μmのメッシュを通してから流すようにして下さい。

・ユーザの新規登録を行う場合には、ユーザ名は使用者名+利用責任者の内線番号(例:dohra8651)として下さい。

・データがCドライブに溜まってしまうと動作が不安定になりますので、次の手順でパスを変更してデータをDドライブに保存するようにして下さい。
1.Cドライブの「EXPO32」というフォルダ内の「Users」というフォルダ内の個人フォルダをDドライブ内の「Users」というフォルダ内にコピーします。
2.ログイン画面でUser nameのアドレスからadminを選択し、左下の「Admin」ボタンをクリックします。
3.User listから自分のUser nameをクリックし、右側の「Modify user」ボタンをクリックします。
4.上の「Paths」タブをクリックし、「LMD」のPathをDドライブにコピーした個人フォルダ内のLMDフォルダに変更します。
これで、データはDドライブに保存されるようになります。ただし、Dドライブがいっぱいになってきたらハードディスク内のデータは消去しますので、データはこまめにMO、CDまたはDVD-RWに保存して下さい。


・「common」に入っているプロトコール等は絶対に変更しないで下さい。「common」のプロトコールを保存するかどうか聞いてきた場合には必ず「No」を選択して下さい。万が一変更してしまった場合にはスタッフまでご連絡下さい。

・使用後は廃液を流しに捨てて下さい。特殊な溶媒をお使いの場合やオートクレーブが必要な場合には、使用後の廃液を回収して適切な処理を行って下さい。

・解析のみの場合には、ソフトウェアは解析用ソフト(EXPO32 ADC Analysis)をお使い下さい。このソフトを用いて解析のみ行った場合には、使用料は必要ありませんので、使用記録簿に使用時間を書かなくて結構です。備考欄に解析のみとお書き下さい。

・解析用ソフト(EXPO32 ADC Analysis)の貸し出しも行っていますので、各研究室のパソコンにインストールして解析を行いたい場合にはお申し出下さい。貸し出し期間は1週間とさせていただきますが、次の利用者がいない場合には延長も可能ですのでご連絡下さい。ただし、ソフトを安定して起動するためにはアメリカ製Windowsパソコン(IBM、DELL、COMPAQ等)にインストールすることが望ましいということですのでご注意下さい。

・こちらで用意している試薬等は以下の通りです。受益者負担でお使いいただくこともできますので、お問い合わせ下さい。
 1.CYTO-TROLコントロール細胞(製品番号6604248)
 2.Flow-Check標準粒子(製品番号6605359)
 3.Flow-Set標準粒子(製品番号6607007)
 4.PC7(770/488)セットアップキット(製品番号6607121)
 5.PEラベル抗CD3抗体(製品番号IM1282)
 6.APCラベル抗CD4抗体(製品番号IM2468)
 7.FITCラベル抗CD8a抗体(製品番号IM0451)

静岡大学 グリーン科学術研究所

〒422-8529
静岡市駿河区大谷836

電話:054-238-4264
[平日 9:30〜16:30]

FAX:054-238-4312